労基署に「労働時間改善指導・援助チーム」を編成

2018年04月06日 - 経営関連情報

 厚生労働省では、4月1日から全国の労働基準監督署に、働く人々の労働条件の確保・改善を目的とした「労働時間改善指導・援助チーム」を編成した。このチームは「労働時間相談・支援班」と「調査・指導班」の2つの班で編成。「労働時間相談・支援班」では、全国の労働基準監督署内に「労働時間相談・支援コーナー」を設置するなどし、主に中小企業の事業主に対し、法令に関する知識や労務管理体制についての相談への対応や支援を行う。

 労働時間相談・支援コーナーでは、窓口と電話で、(1)時間外・休日労働協定(36協定)を含む労働時間制度全般に関する相談、(2)変形労働時間制などの労働時間に関する制度の導入に関する相談、(3)長時間労働の削減に向けた取組に関する相談、(4)労働時間などの設定についての改善に取り組む際に利用可能な助成金の案内、のような相談を受け付ける。受付時間は、8時30分〜17時15分(平日のみ)。

 労働時間改善指導・援助チームは、労働時間相談・支援班が、特に中小規模の事業主に対して、上記(1)〜(4)などの相談についてきめ細やかな相談・支援などを行う。また、調査・指導班では、任命を受けた労働基準監督官が、長時間労働を是正するための監督指導を行う。長時間労働の抑制と過重労働による健康障害の防止のため、「労働時間改善特別対策監督官」として任命された労働基準監督官が監督指導を行う。

 中小企業の事業主の中には、「残業時間を減らしたいとは思うけど、どうすればいいんだろう?」、「有給休暇をうまく使いたいのはやまやまなんだけど…」、「うちの会社の労働時間制度はこのままでいいのかな…?」といった悩みを抱える事業主も少なくない。「労働時間改善指導・援助チーム」では、個別訪問による相談にも対応しているので、まずは気軽に、近くの労働基準監督署に問い合せることをお勧めしたい。

 この件は↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000199557.html