家内労働者の平均年齢57.9歳〜17年度家内労働調査

2018年04月11日 - 経営関連情報

 厚生労働省がこのほど公表した「2017年度家内労働等実態調査」結果によると、家内労働者の平均年齢は57.9歳で、前回2014年度調査と比べ0.2歳下降したことが分かった。家内労働者とは、物品の製造、加工等、販売又はこれらの請負を業とする者から、原材料等の提供を受け、主として労働の対償を得るために、物品の製造・加工等に従事する者であって、同居の親族以外の者を使用しないことを常態とするものをいう。

 家内労働者の年齢をみると、「60〜70 歳未満」が27.8%(2014年度30.8%)と最も多い。家内労働者全体の平均年齢は57.9 歳(同58.1 歳)であり、前回の2014年度調査と比べると、全体の平均年齢は0.2歳下降している。家内労働者を性別にみると、「男性」が10.4%、「女性」が89.6%。また、類型別にみると、「専業」が4.4%、「内職」が92.0%、「副業」が3.6%となっている。

 家内労働者の世帯についてみると、家内労働者本人が「世帯主以外の者」が80.4%を占める。家内労働者が家内労働に従事している経験年数は、「10 年以上」が40.0%と最も多く、平均経験年数は10.8 年。2017年9月の家内労働者の1ヵ月の就業日数をみると、「20〜25日未満」が36.5%と最も多く、平均就業日数は、18.3日。また、1日の平均就業時間数は、「4〜6時間未満」が31.7%と最も多い。

 2017年9月分の家内労働者の1ヵ月の工賃月収額(必要経費は除く)をみると、「2〜4万円未満」が31.3%と最も多く、家内労働者1人当たりの平均工賃月収額は、4万1961円である。家内労働者の1 時間当たりの工賃額をみると、「200〜400円未満」が30.6%と最も多く、800 円未満が8割強を占めている。また、1時間当たりの平均工賃額は、516円となっている。

 2017年9月の家内労働の仕事に要した必要経費をみると、「必要経費あり」の者は全体の12.1%。これら「必要経費あり」の者の「平均必要経費額」は9577円(2014年度2万2047円)と前回2014年度調査に比べて大幅に減少している。また、工賃の支払場所は、「金融機関(口座振込等)」が50.3%と最も多い。工賃の支払方法は、「1ヵ月に1回支払われている」が96.0%と大半を占める。

 同調査結果の概要は↓
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/94-1_h29.pdf